
世界のコーヒーは大きく分けて アラビカ種(Arabica)、ロブスタ種(Robusta)、リベリカ種(Liberica) の3種類があります。
この中でも最もよく知られているのはアラビカ種で、多くの広告でも「100%アラビカ」と強調されています。
では、アラビカの良さとは何でしょうか?ロブスタを飲むのは良くないのでしょうか?
1. アラビカ(Arabica)
世界のコーヒー生産量の60%以上を占める主流品種です。
風味に特徴と奥行きがあり、口当たりが滑らかで甘みも感じられます。
花や果実のような香りが楽しめ、豊かな味わいが魅力で世界中で高い人気を誇ります。
ただし、病害虫に弱く、栽培には環境条件と丁寧な農園管理が必要なため、他の品種に比べて生産コストが高いという特徴があります。
2. ロブスタ(Robusta)
世界生産量の約20〜30%を占める第2の主要品種で、主な生産国はベトナムやインドです。
生命力が強く、環境適応力が高いため、低コストで栽培できる点が特徴です。
カフェイン含有量が多く、カフェイン自体が天然の防虫成分として働くため、病害虫への耐性にも優れています。
ただし、風味面ではやや単調で、アラビカのような繊細さや複雑さには欠けるとされています。
3. リベリカ(Liberica)
樹木、葉、果実のいずれも大きく、独特な外観を持つ品種です。
生産量は少なく、風味はアラビカほど洗練されておらず、ロブスタほど収量も多くないため、栽培する農家は限られています。
現在は主にマレーシアやフィリピンなどで栽培されています。
それでも、現地の農家は「生まれ持った素材には必ず価値がある」と信じており、リベリカにも独自の存在意義があると考えています。